口腔機能向上プログラム

高齢化が急速に進む中、人々の健康への関心は、ますます高まるばかりです。特に食べる楽しみは健康維持だけではなく、積極的にいきいきと生活するQOL(生活の質)向上にも大きくかかわっています。

北海道歯科衛生士会では、2005年度から効果的な口腔(こうくう)機能向上プログラムを提供できる人材育成事業を行い、現在全道で362人が口腔機能向上支援衛生士の認定を取得しています(十勝支部は24人)。

この口腔機能向上プログラムが今年度から帯広市の介護事業の中に取り組まれ、運動機能向上プログラムに参加されている方を対象に、市内23カ所の福祉センター・コミュニティセンターで実施されています。

口腔機能の大切さを知り、自宅で簡単な運動を少しずつ毎日続けることが口腔機能の低下予防につながることを理解し、いつまでも口から食べ、健康な生活を送っていただければ幸いです。
プログラムの主な内容は次の通りです。

▽レクチャー=「口の中には何があるの?」口腔に関心を持っていただくように、口腔の役割についての説明。「気道感染~誤嚥(ごえん)の怖さについて」嚥下(えんげ)のメカニズム、口腔清掃の必要性についての説明。「噛(か)む機能低下の悪循環の理解」など。

▽トレーニング=唾液腺(だえきせん)マッサージ、呼吸法、舌のストレッチ、講音訓練・パタカラ発音など。

また、歯科衛生士会では、帯広市社会福祉協議会が行っている「いきいき交流会」に参加し、歯科医師や8020推進員と共に歯科相談・口の健康に関する講和など地域の方への口腔衛生普及活動も行っています。

今後、衛生士の活動の場が広がる中、マンパワーの不足は各支部が抱える共通の問題です。子育てや介護などでしばらく衛生士の仕事から離れている皆さん、まず衛生士会事業のお手伝いから始めてみませんか。研修・実習など勉強の場や衛生士間の交流の場を用意して皆さんの参加をお待ちしています。

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