巡回歯磨き指導について

「うわー、すごい。ばい菌が動いてる」「このミュータンス菌が歯を溶かして虫歯を作るんだ」-。位相差顕微鏡を見つめている子供たちの目が輝きます=写真。

巡回歯磨き指導は「自分の歯の健康に興味・関心を持ち、虫歯や歯肉炎予防のために上手な歯磨きの方法を身につけること」を目標に、十勝管内の保育所、幼稚園、小・中学校を対象に2002年度からスタートしました。今年度は32校の申し込みがありました。

作製しました。このほか、位相顕微鏡で口腔(こうくう)内の細菌を実際に見てもらうなど、いくつかのメニューの中から担当者が選んで実践しています。

教材は保育所用にはパネルシアター、小学校用にはクイズや虫歯の模型などをスタッフが 保育所ではパネルシアターで歯磨きの大切さを知り、ジュースなどの飲み物に入っている砂糖の多さにびっくりします。大きなあご模型を使って歯磨きの練習をした後に歯垢(しこう)などが赤く染まる染色剤を使うと、磨いたはずの歯が真っ赤になり驚きの声が上がります。小学校になると、位相差顕微鏡で自分たちの歯垢を見るなど、簡単な実験を取り入れた楽しい授業を心がけています。

実践後のアンケートで寄せられた感想を紹介します。

「動いているミュータンス菌に驚いて、歯磨きを丁寧にするようになった」

「自分ではきれいに磨いていると思っていたのに、赤く染まってショックだった」

「歯磨きの大切さが分かり楽しくなった」

「私も将来、歯科衛生士になりたいと思った」

歯磨きはお口の中の健康を支える大切な習慣です。巡回歯磨き指導で出会った子供たちが、正しい歯磨きの習慣を身につけ、一生自分の歯で食べることができるようになってもらいたいと願っています。

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