第1話 ~解剖~ お口のはたらき

お口のはたらき

野生動物は歯を1本失っただけで死んでしまいます。動物にとって心臓が一番大事で肝臓が二番目というようなことはありません。肝臓の調子が悪い時には放っておかないのに、歯の調子が悪い時には後回しにするのはなぜでしょう。アレルギーがいつまでも治らない、腰痛がいつまでも治らない、といった病気の原因が実は歯であったということがあります。こういうことを知る機会が案外少ないのではないでしょうか。このホームページでその一端を垣間みてください。

1.食べること
なんといってもおいしいものをおいしく食べるのは、お口が健康であることが必要です。入れ歯には限界があります。
2.話すこと
歯がなくなると発音がしにくくなり、聞き取りにくくなります。
3.顔の形を整えること
笑顔は歯を見せることで表情を作ります。また歯がないと年寄りくさくなるものです。
4.消化作用
唾液には消化作用、殺菌作用、抗癌作用、お口の粘膜保護、食べ物を飲み込みやすくする作用などさまざまなはたらきがあります。
5.脳への刺激
よく噛むことで脳を刺激し、脳への血流量を増やすことがわかっています。年をとっても歯の良い人がボケにくいのはそのためです。
6.平衡感覚、体の均整
かみ合わせを良くすると肩こりや腰痛が治ることがあります。またアゴの位置をずれている状態ではまっすぐに歩けません。
7.息を吸うことはげしい運動の時はお口から呼吸をします。
このようにお口には生命を維持するための大きなはたらきがあります。お口が健康であることで生活の質が向上されることは言うまでもありません。

お口のかたち

1.『図 口腔』

お口を開けた時の各部の名称です。

2.『図 乳歯列』

乳歯は20本。この乳歯の下には既に永久歯が作られ始めています。乳歯が虫歯になることによって、下の永久歯が正常に作られない、まっすぐにはえてこないことがあります。

3.『図 永久歯列』

永久歯の歯列です。永久歯は、親知らずのある人とない人がいますので、28本から32本。このかたちは個々によって微妙に違います。その微妙な違いがその人の咀嚼を正常にするのです。虫歯にすることでその微妙なかたちを失ってしまうのです。

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